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柿の専門ブログ

郷愁の柿 朝ドラ まとめ 前半

郷愁の柿

小さな柿の物語。柿の専門 原点「郷愁の柿 きょうしゅうのかき」

第1回【渋すぎ柿】 大阪育ちの柿ん子が田舎暮らしに憧れ柿の専門に入社したのは20年前。電話番をしていたのですが、お客さまから【干し柿がまずくて渋い】といったような電話を何度もいただき、【なんとかできないなら、渋すぎ柿を売らないでくださと会社へ直談判しました。

第2回【言い続ける】 この柿は干しても干しても渋みがほんのりと残り、人によって渋みを強く感じる場合があるので仕方がない。と言われたのですが、ひつこく、事あるごとに【柿の専門の干し柿が渋くてまずいなんてあってはならないような気がします】と言い続けました。

第3回【消えていく柿】 何度も話合いの場が持たれ、販売中止が決定しました。大よろこびをする柿ん子へ専務が【農家さん困るやろうな。もうこの柿は消えていく。ここにしかない柿やからこそ続けたかったな〜】と悲しそうにつぶやくのを聞き、ふと、申し訳ない気持ちになりました

第4回【未来永劫】 何も知らず、知ろうともせずに新米がなんてことをひつこく言ってしまったのだろう💧柿の専門だからこそ守り続けないといけない柿のはずなのに。【専務!コロコロ変わってすいません!渋すぎ柿を未来永劫残してください】とお願いしました。

第5回【挑戦】 何百年も品種改良されず原種のままの形で今も奈良吉野に自生続けている法連坊柿を残したい‼️という気持ちは専務の方が何倍も何百倍もあったに違いありません。

第6回【叫ぶ】 やります!と言っては、何もしない柿ん子とは対照的に黙々と改良を続ける専務🙏もう社内にはあきらめムードが立ち込めていました。柿ん子の頭が斜めに傾くのを見ると無言去っていく専務。ところある日、去りゆく専務に【ちょっと待った〜】と思わず叫ぶ柿ん子!!

第7回【唯一無二の味】 【ちょっと待った〜】そう叫んだその一粒は食べてしばらくすると、なんとも言えない感情が湧いてきました。あれ?美味しい?もう一個食べたい?食べた事のない味がする。うわ〜美味しいとならないけどなんだか懐かしくて、また食べたくなる。なんですか?これ!

第8回【しゃべりまくる男】 【なんとも言えない味がするんですが、なんですか?これ?】そう専務に聞くと、堰を切ったように、【そうやろ?そうやねん!後からくるやろ〜!そうか〜分かるか〜💕渋を消すんじゃなくて、生かす、合わせるってことが大事で・・・】としゃべるしゃべる【おばあちゃんの味】 専務が言うには、かすかに残る渋みを消そう、消そうとしていたのですが、おばあちゃんがつくってくれていた【あの味】を思い出し、びっくりするぐらい美味しくはなかったけれど、あの味を再現してみよう!と思ったそうです。丁寧に干し柿の種を取り出してそこに詰めたものは!!

第9回【渋皮ついたまま‼️】 渋すぎ柿の干し柿の中身はなんと渋皮ついたままの栗を餡にしたものでした。渋いとこに渋持ってくるって💧追い詰められた人ってすごい創造力!【あの味】を思い出し、びっくりするぐらい美味しくはなかったけれど、あの味を再現してみよう!と思ったそうです。丁寧に干し柿の種を取り出してそこに詰めたものは!!  第10回【渋皮ついたまま‼️】 渋すぎ柿の干し柿の中身はなんと 渋皮ついたままの栗を餡にしたものでした。渋いとこに渋持ってくるって💧追い詰められた人ってすごい創造力

第10回【日本人のDNAに響く】 渋くてあかん!言われてるのに渋皮付きの栗持ってくるか〜と思うのですが、不思議とすごく合うのです。甘さが極限まで控えられていて、独特の食感とほんのり感じる渋みが心に響くと言いますか、もう、DNAがこの味わいを覚えている。といった感じです。

第11回【渋すぎ柿の改名】 それまで、『私は大和のつるし柿』という名前がついていたのですが、改名することになりました。今思うとすごい商品名です💧そして柿ん子が改名係を任命されました。専務が苦労して時間をかけて作った商品ですので素敵な名前をと考えたのですが、たった一つしか浮かばない💧

第12回【命名】 入社して以来、できが悪すぎてこれといった仕事が与えられず雑用係をしていた柿ん子にとって『命名』は大きな仕事。精神を研ぎ澄まし、墨をすり半紙に書く。いろいろ書いてみようと思うのに、結局そればかり書いている💧そして1番うまくかけたものを専務のもとへ。

第13回【誕生!郷愁の柿】 食べて、専務の話を長々と聞かされた時から頭にこの名前しか浮かばないので、有無を言わさずこれでお願いしました🙏大阪育ちの柿ん子ですが、なぜか野山を駆け回った子どもの頃の記憶がこの味わいと強く結びついて、この名前以外考えられませんでした。

第14回【経費徹底削減】 郷愁の柿の商品化に向けて、社長から徹底的な経費削減が命じられました。本当は消えいく運命の商品でしたので仕方ありません。デザイナーさんに頼むと○万円するので、柿ん子が書いた字をシール屋さんに無料でもらったシールにコピー。今思うとありえない。

第15日【たとえ売れなくても】 郷愁の柿はパンフレットの最後に受注生産として掲載されました。めったに注文がないと予想され、このような扱いになりました。たまに柿ん子へ「シール作って〜」と現場から指示がきます。本当にたまに・・・それでもやめない!続ける!と決意はゆるぎません。

第16回【お客様からの電話】 そんなある日、椅子から転げ落ちるほどびっくりすることがありました。お客様からの電話で「友人から送られてきた郷愁の柿がとても美味しかった」というのです。「えっ〜〜!」と思わず絶叫😱すさまじい驚き方をする柿ん子に、驚くお客様😅

第17回【最強の助っ人現る】 渋すぎ柿が美味しいなんて電話を受けたのは初めてで、あまりのうれしさに絶叫する柿ん子。かくかくしかじかでお客様にこれまでの経緯を説明すると、「ステキなお話。今年のお歳暮は全員これにする。応援する」と言ってくれました【これが世に言う口コミ!】。

第19回【営業マン?】 郷愁の柿はお客様の口コミでどんどん注文が来るようになりました。その勢いは口コミを超えて、柿の専門の営業マン?というほど。柿ん子の手作りシールは廃止になり、シール屋さんへ発注となりました。今でも初めてプロに作ってもらったシールを大切に持ってます。

第20回【奈良県代表】 口コミがどんどん広がっていく中、観光庁が主催する「世界に通用する究極のお土産」というコンテストにエントリーすることになりました。お客様の口コミはいろいろな方面にまで届いており、ぜひ奈良県代表でエントリーしてほしいと言われ、チャレンジすることになりました!第21回【一次審査】 とは言っても、少し前までは渋すぎ柿は、ご意見をたんまりいただく商品でしたので、目標は一次審査通過。【世界に通用する究極のお土産】という重厚感ありすぎのコンテストに正直言いますと、一次審査通過するだけでもむずかしいと柿ん子は諦めていました💧

第22回【激震】 そうそうたる商品に紛れ、あまりにもマイナーな郷愁の柿。応募したことも忘れるくらい一次審査通過は、誰も期待していませんでした。出場することに意味がある!といった感じです。 ですので、一次審査通過の知らせが来たときは、会社に激震が走りました!

第23回【どうする!誰行く?】 微塵も思ってない一次通過に、慌てふためく柿の専門。本戦は東京。全員がすさまじいまでのゆずりあい😅 もちろん柿ん子も全力でゆずりまくり、結局、専務たった1人で本戦へ。そして日本初の迎賓館、由緒ある明治記念館へ。

第24回【ただ1人に】 東京・明治記念館についた専務から、電話が何度もかかってきます。要約すると、ここにいることがつらい、いたたまれない、とのことでした。他の会社の意気込み、人数、プレゼンのクオリティ、全てが破格。「専務!審査員の中の1人でいいから郷愁の柿の物語を伝えてください🙏」

第25回【伝われ】 全国から750近い厳選された商品が1次審査で115にしぼられ、審査員10名はそうそうたるメンバー。ついこの間まで、手作りでシールを作っていた商品が選ばれるわけないのは百も承知ですが、審査員の1人に強く伝わればそれだけでいい。そう思って専務にお願いしました。

第26回【ほんまに1人】笑 専務を激励してからしばらくして電話がありました。なかなか柿の専門のブースに誰も止まってくれなかったけれど、1人だけ長く、深く、話を聞いてくれた審査員の方がいたそうです。とても感動してくれて、それで十分!とその声はとても晴れ晴れしていました。

第27回【超激震】 晴れ晴れとした専務の声を聞き、ほっとしました。普通では絶対会えないような人に想いを伝えることができた。本当に十分でした。しばらくして専務からまた電話。まだなんかあるんか〜い!そう思いながら受話器を取ったのですが、それは超激震の知らせでした‼️‼️

第28回【はぁ?】 専務が電話口の向こうで、猛烈な小声で何か言ってくるので、「はぁ?何言ってるんですか!聞こえないです!」と大声で答えると、早口に「選ばれた、忙しくなる」とだけ言ってブチっと電話を切る専務。何に選ばれた?電話をかけ直すと電源切れてるし〜!

第29回【ドッキリ】 #柿の専門 の専務は普段は〇〇がつくほど真面目ですが、たま〜に全く空気読まないドッキリをやってすぺりまくるので、きっとその類いだろう、ほんまにイラつくな〜笑と思いながら、ほったらかしにしていました。すると夜遅くにまたもや電話。ひつこいドッキリ!第30回【夢叶いすぎ】 思っていた以上の夢が叶うと、自然と涙が溢れます💧夜中の専務からの電話は郷愁の柿が、たった9品の世界に通用する究極のお土産に選ばれた‼️というものでした。新幹線の時間が迫っていたので、結果発表の時も1人せっせと片付けをしていたら、郷愁の柿と呼ばれ、その後は・・・

第30回【夢叶いすぎ】 思っていた以上の夢が叶うと、自然と涙が溢れます💧夜中の専務からの電話は郷愁の柿が、たった9品の世界に通用する究極のお土産に選ばれた‼️というものでした。新幹線の時間が迫っていたので、結果発表の時も1人せっせと片付けをしていたら、郷愁の柿と呼ばれ、その後は・・・

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