柿の専門

【柿の博物館】 第9回 秋だけじゃない!柿の1年

柿の博物館 ~柿の豆知識~

【1~2月】せん定・粗皮けずり

樹全体に陽が当たるように無駄な枝を切り落とし、樹皮の下は害虫の住みかとなるので、不要な皮を高圧の水をかけて剥ぎ取ります。

【5月】摘蕾(てきらい)

柿は5月下旬に白い花を咲かせます。たくさんの蕾がつきますが、大玉の柿を生産するため、蕾を落として数を制限します。

【5月】授粉

ほとんどの栽培品種は雌花しかつけまないため雄花をつける品種を柿園の中に植えたり、ミツバチを放して交配します。

【6~7月】摘果(てきか)

摘蕾でも実の数を制限しましたが、再度、実を減らしてならせる数の最終調整を行います。
傷物や形の悪い物を落とします。

【8~9月】病害虫防除

柿にも「かめむし」など様々な病害虫が発生します。
病害虫防除のために必要最低限の農薬散布を行います。

【10~11月】収穫

柿の実も色づき収穫がはじまります。
柿の色づき具合を確認しながら、一つ一つ丁寧に収穫します。

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