柿の専門

【柿の博物館】 第18回 柿とお正月

柿の博物館 ~柿の豆知識~

串柿と鏡餅

お正月に鏡餅とともに飾られる串柿。
これは三種の神器の1つである「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」に見立てたものであると言われています。

また、「嘉来(喜び・幸せが来る)」などという意味も込められています。

おせち料理に「ゆず巻柿」

奈良県の伝統的な柿菓子である、ゆず巻柿。

「福をかき寄せる」という意味合いで、縁起物としてお正月のおせち料理の一品として入れらる事もあります。

柿の専門のゆず巻柿は全て国産の原料を使い、奈良県産の平種無柿で作った干し柿で、ゆず寒天を巻き込んでいます。
おせち料理の一品にぜひ。

年とり柿

お正月に縁起物の干し柿を食べる「年とり柿」という習慣が一部の地域で残っています。
家族の人数分の干し柿を用意して、お正月の朝にみんなで食べるという習わしです。

昔はどこの家庭でも干し柿を作っていたので、このような習慣が根付いたそうです。
ご自宅で作るのが難しい方は、お正月に「郷愁の柿」はいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました