②ものづくり

ものづくりの考え方、商品の開発秘話、トラブルなど

②ものづくり

柿もなか 第4話 コロナからの復活

 2022年秋 大きな試練が起こりました。2019年1月に「奈良の観光バス」から始まったコロナでしたが、やっと落ち着き、旅行支援第2段がスタートしました。 人の移動が一気に始まったせいで、準備不足に注文が一気に増えたため、脆弱な最中皮業界...
②ものづくり

柿もなか 第3話 大きな試練

 柿もなかにも、大きな試練がいくつもありました。①20年以上前にあったのが、もなか皮の異物混入です。もなか皮の製造現場を見に行ったことがありますが、どこも家族でしている小さな工場です。当初のもなか皮は、老夫婦がしている会社で刷毛の混入や髪...
②ものづくり

柿もなか 第2話 大事なエピソード

柿もなかは、柿をたくさん使ってできる特産品づくりを考え、本格的なお菓子作りの記念すべき一号商品だったのです。(柿加工品では6番)前編で肝心なことを書き忘れました。柿の専門の柿もなかは、白あんを使っていません。柿を炊き詰めて作った餡であるこ...
②ものづくり

柿もなか 第1話 開発秘話

柿もなかは6番目の柿製品です。1990年に商品化されました。私が、入社した当時になぜか黄色いタル(10㎏)にあんこが捨てられずにずっと置いてありました。30個ぐらいあり、今思うとあれが”柿もなか”の始まりだったんだと懐かしく思いま...
②ものづくり

9月のおすすめ「柿の葉」

  柿の葉の始まりは、「柿の葉ずし用柿の葉④」だった。今は細々と継続しているのみだが、1988年にスタートして最大300万枚を塩漬けして、洗浄、乾燥して出荷していた。その当時は、近隣の農家さんに依頼して柿の葉を収穫してもらってたが、誰も柿...
②ものづくり

7月のおすすめ商品「柿こーり⑳」

 柿こーりは、柿小売商品で20番目の商品。柿こーりの誕生は2007年なので、もう15年選手になっている。出来上がった歴史は、1996年に生まれた蜜珠柿⑪の姉妹品が、2002年生まれの冷やし柿⑰。その冷やし柿を使用して2007年誕生したのが...
②ものづくり

蜜珠柿の白い粉 24

 蜜珠柿や郷愁の柿の表面の白い粉のことですが、結論から言うと、柿霜(しそう)と呼ばれる糖分の結晶です。成分はブドウ糖・果糖。 漢方でも干し柿の表面にうっすらと浮かぶ白い粉を、漢方では生薬・柿霜と呼びます。痰を消す作用もあるため咽喉痛や咳、...
②ものづくり

世界に通用する究極のお土産 郷愁の柿 23

古くから伝わる地元のつるし柿づくり。わたしゃ大和のつるし柿という歌があるくらいである。お正月には欠かせないつるし柿だが、最近はめっきり飾る家が減っている。価格が安くなり売れなくなるが、食用になっても少し渋みが残って返品が絶えないつるし柿。...
②ものづくり

柿の家系図(Family Tree) 21

柿の加工品は、業務用もあわせると60品目ある。一つ一つ思い出のある商品である。今年も新商品があれば、やめる商品もある。ほぼすべての商品にかかわってきたが、やめた商品にもスポットライトを当てたいと思ったので、柿の加工を始めてからの商品開発順...
②ものづくり

柿けーきのはじまり 15

2010年平城京遷都1300年祭に向けて、5年前に柿ケーキの開発を行った。当時、小麦粉、卵、牛乳の使用を自社工場で扱ったことはなかった。アレルゲンということでいろいろと気を付けなければいけないことが多いのでとりあえず反対した。しかし、奈良...
タイトルとURLをコピーしました