なぜ秋以外でも柿が売っている?
それは「冷蔵柿」と呼ばれ、ポリエチレン袋に入れて密封し冷蔵保管されたものです。
果実の呼吸とフィルムを通して出入りするガス濃度(炭酸ガス、酸素)のバランスにより、長期間の保存が可能になったものです。
袋内に柿を密封すると、袋から出ていく炭酸ガスが入ってくる酸素の量より多くなるため、減圧されて真空包装のようになります。
また、ポリエチレンはしなびを防止するとともに、袋内の二酸化炭素が果実の追熟を抑える働きをしています。この包装のおかげで、4月頃まで柿を味わうことが可能になりました。
ハウス栽培の柿もある!?
柿のハウス栽培は、奈良県で盛んに行われており、その生産量は全国の約70%を占めています。栽培されている品種は「刀根早生(とねわせ)」という渋柿で、7月上旬~9月中旬に販売されています。
ハウス栽培は12月下旬から暖房を開始し、時期や温度は緻密にコントロールされています。
最近では、色付きが良く味も良い、早生甘柿の新品種「早秋」のハウス栽培の研究も進み、大玉、高糖度の果実が「刀根早生」と同時期に収穫できる事が分かりました。
「奈良県果樹・薬草研究センター」より
「柿をステキな果物に」というキャッチコピーを掲げ「柿の専門」として、こだわりの柿菓子・柿スイーツを製造販売しています。
【受賞歴】
世界に通用する究極のお土産/日本ギフト大賞/ネットショップ大賞/地方創生大臣賞/ふるさと名品オブザイヤー/パンのおとも選手権「地域の味ベスト賞」 など
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