柿の専門

【柿の博物館】 第20回 柿の名前の由来

柿の博物館 ~柿の豆知識~

柿の名前の由来は諸説あり、どのようにして名付けられたか明確には分かっていません。
調べてみるとなんと6つもの説がありましたので、一つずつご紹介させていただきます。

皆さんは、どの説がしっくり来ますか?

【1】
江戸時代の植物学者・貝原益軒の著書『日本釈名(にほんしゃくみょう)』(1700年)に「柿(カキ) あかき也 その実も葉も あかき故也」と記載があり、赤い実がなる「赤木(あかき)」から、最初の「あ」が省略されて「かき」と呼ばれるようになったという説。

【2】
暁色の実がなることより「暁(あかつき)」の略語であるという説。

【3】
柿の実がつやつやしていることより「輝き(かがやき)」から転じたという説。

【4】
秋に紅葉する「赤い葉」と、「黄色い実」から「赤黄(あかき)」から転じたという説。

【5】
柿の実が堅いことより「カタキ(堅)」から転じたという説。

【6】
柿の韓国語が「kam(カム)」と言われる事が転じたという説。

ちなみに、柿は中国の揚子江沿岸の原産といわれ、漢名は柿(シ)です。

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