柿の専門

マーケットイン・プロダクトアウト 14

②ものづくり

マーケットイン:商業的な考え方は、売れるものを作る。
プロダクトアウト:産業的な考え方は、作れるものを作る。

マーケットインの考えが必要だと言われることが多い。確かに、売れなければ意味がないので、どうすれば売れるかを必死で考えなければならない。しかしプロダクトアウトは、どこにもないものができる。安易なマーケットインやプロダクトアウトは、どちらも先はないのでより高度なことを考えると、どこまでこだわるか、と妥協して何を優先するのかだと思う。作業性、単価、賞味期限、色、包装などどれかを追及すると何かが犠牲になる。その中で何が「ブランドを高めるか」や「話題性があるか」などの物差しで高さを図るようなものだと考えている。常に犠牲を少なくする方法を考え、ものづくりを極めることが重要なのだと思う。そこにこそ「楽しさ(自己満足?)」があるとおもう。

 同じような話で、「自由と責任」のように自由には責任がついてくる。社会では責任のない絶対的な自由はない。自由と責任のバランスであり、責任のとれる範囲で自由を謳歌する。「あの人は別格」と言われるまでになると自由の範囲が格段と増す。究極のブランド化だとおもう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました