柿の専門

7月のおすすめ商品「柿こーり⑳」

 柿こーりは、柿小売商品で20番目の商品。
柿こーりの誕生は2007年なので、もう15年選手になっている。出来上がった歴史は、1996年に生まれた蜜珠柿⑪の姉妹品が、2002年生まれの冷やし柿⑰。その冷やし柿を使用して2007年誕生したのが柿こーりである。

 当初、柿と葛が吉野の特産品なので、コラボした商品で人気商品をつくりたいということで試してみたが、意外と美味しかったので誕生した。葛の入れ方、柿のカット方法、製造方法など、いろいろと試して製品化された。簡単そうだが、そもそもの葛餅の製造、冷やし柿の製造、コラボした時の調整などすぐにはできない複雑な商品なのである。

 味は、夏らしいのど越しの良い葛餅と、濃厚な柿の風味の余韻が程よく混ざり合う。半解凍で食べることで冷えすぎず、柿の自然な甘みを感じ、葛餅のしっかりとした食感と柿の甘みがよく合う商品である。お客様にもいろいろな食べ方を教えてもらうが、完全に冷蔵庫で解凍してから食べる方が意外と多いので、ぜひ試してほしい。しかし、嚙んだ時に柿が飛び出るので注意が必要である。
 柿こーりを8分割して、グラスに入れて食べるのも色合いがきれいなのでおすすめの食べ方です。炭酸飲料を少し入れてみるのも素敵かも。

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