昔から柿や梅の木の下の日陰に植えた茗荷(ミョウガ)は、色が緑色にならずピンク色の
きれいなミョウガになります。農家の副収入として9月に秋ミョウガと言われて、
収穫され、塩漬にして、漬物に入れられている。
正式には、奈良県の伝統野菜「花ミョウガ」となっている。
当店は、「ミョウガ」と「梅」の加工から始まりました。祖父 石井勲が地元野菜を
細々と塩漬けして販売していた漬物原料が人気になり、京都の漬物屋にもたくさん
販売していた。
父石井光洋が、「ミョウガ」を大きく扱い多いときは、200トンのミョウガをつけた
と自慢していたのを思い出す。いい時もあれば、中国から塩漬茗荷がたくさん輸入される
ようになり、茗荷の価格の暴落があったり、農薬問題で国産の需要が大きくなるが原料不足
が来たりといろいろと経験をしてきた。
柿の専門の家紋が、なぜ「丸に抱きミョウガ」を使っているのか、石井家の家紋であり
創業当時の想いを忘れないようにするために、柿のマークではなく「家紋」を採用した。
創業当時、祖父の石井勲は、地域のために事業を始めた困ったことを解決する新しい事業を
立ち上げたのだ。私もいつも同じ思いなのか、家紋を見るたびに考えるのだった。
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