①会社について

農園の開墾と人徳(農園②) 18

 やりがいは、利益だけではない。社会貢献がやりがいというと偽善だ言われることがあるが、当時の2代目石井光洋は言っていた。「柿の加工を始めた時も、みんなが感謝してくれた。皆のためになるんだったらと頑張れた。今も同じや。やりがいがある。」その...
①会社について

6次産業化 農園のはじまり(農園①) 17

 6次産業化といえは、通常農家が加工を始めて、販売もしてしまうことをイメージするが、柿の専門では、傷ついた柿の加工から始まり、自社のブランドを立ち上げて店舗販売をしたが、こだわりの原料を求めて、栽培を開始した。栽培までする所は少ない珍しい...
③ひとづくり

子育て 16

 40歳にして子供を授かった。今は大変だが、子育ては、思い返すと楽しいことしか思い出さない。その時はしんどかったが、すべてがいい想いでになっている。  アトピーで病院を渡り歩いたこと。いじめられていたこと。嘘をつくようになり、ずるが...
②ものづくり

柿けーきのはじまり 15

2010年平城京遷都1300年祭に向けて、5年前に柿ケーキの開発を行った。当時、小麦粉、卵、牛乳の使用を自社工場で扱ったことはなかった。アレルゲンということでいろいろと気を付けなければいけないことが多いのでとりあえず反対した。しかし、奈良...
②ものづくり

マーケットイン・プロダクトアウト 14

マーケットイン:商業的な考え方は、売れるものを作る。プロダクトアウト:産業的な考え方は、作れるものを作る。 マーケットインの考えが必要だと言われることが多い。確かに、売れなければ意味がないので、どうすれば売れるかを必死で考えなければ...
①会社について

柿を科学する会社 13

2009年に柿渋を作るようになったが、品質が安定しなかった。奈良県が特許を取った製法で奈良式柿渋として無臭の柿渋を作ることを考えたが、実験室で作るのと工場生産では予想しなかったことが起こる。工場生産は、難しかった。 まずは基本の薬品を使っ...
①会社について

柿の加工のはじまり 12

柿の専門の柿の加工がはじまったのは、1981年。初代石井勲の歩んだ道は以下の通り。 石井勲(64)が農協組合長となるのが、1973年 西吉野村を全国一の柿の町にしよう!(柿づくり世紀元年)1981年 石井勲(78)が西吉野村村長となる。1...
①会社について

家紋 「丸に抱きミョウガ」 11

昔から柿や梅の木の下の日陰に植えた茗荷(ミョウガ)は、色が緑色にならずピンク色のきれいなミョウガになります。農家の副収入として9月に秋ミョウガと言われて、収穫され、塩漬にして、漬物に入れられている。正式には、奈良県の伝統野菜「花ミ...
③ひとづくり

任せるとは? 10

父が網膜剥離で、柿の時期に手術が決まった。今から思うとこの時期に責任という意識に変化があった。柿の仕入はしたことがなかった。父が仕入の量、価格を全て決めていたのだ。誰に電話して決めたらいいのか?さえも知らず、品質が悪ければ苦情を言わなけれ...
③ひとづくり

江頭2:50のスピーチ 9

「代々木アニメーション学院 2022年度入学式」の江頭2:50のYoutubeを見て感動した。「何があってもあきらめるな」夢は叶うとは限らない。夢なんだから。真剣に取り組むのが恥ずかしい?笑われてもいいじゃないか、何事も真剣に取り組んでく...
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